マジかよ

時々感想

2.5への不安とめんどくせえオタの己戒め

2.5次元舞台、いままで舞台とか興味ないって人も気軽に行けて、舞台関連が盛り上がるきっかけになってると思います。私もその1人です。5年前くらい前までは2.5次元=声優さんみたいなイメージありましたが、ここ2、3年で劇的に舞台側になりましたね。

・舞台への興味の話

高校生くらいまで、舞台=セリフや行動がオーバーというイメージしか持ち合わせてなかったけど、実際舞台を生で見たらそんなのまったく気にならない。というか不自然でない。今ぽや〜っと考えたけど、演技がオーバーっていうイメージが付きまとうのは小中高と発表会で劇をやらされたり、道徳的な劇を観させられたりのせいなんじゃね?と思いました。

あと若いから…。

中学生の修学旅行で劇団四季WEST SIDE STORYを観る、しかも、京都芸術劇場一階席でというなんとも贅沢なプランが組み込まれていたけど、当時は価値がまったくわかりませんでした。

しかたないよね。14歳くらいでアレで感動した!って子は相当感性が高い。

観る前に、ジャニー喜多川WEST SIDE STORYから感銘をうけて作ったのがジャニーズという説明を受けてたら、ジャニオタが釣れてたかもしれませんね。

そんなわけでたぶんよっぽど感性が高い、もしくは親の影響がないと、若いうちから舞台への興味は持てないと思います。なんか思春期特有の気恥ずかしさが勝ちそうです。

もっと早く知りたかった部分と今じゃないとわかんないよなという思いがあります。

・ベクトルの話

その点も踏まえると、やっぱりよく知ってるキャラクター・ストーリーが出てくる漫画・ゲーム原作舞台ってとても入りやすい。

実写は割とブーブー言われるのに、舞台はそれほど叩かれないのも、限りなくキャストがキャラによってくるからだと思います。実写になると、俳優またはアイドルが活躍するために使われるキャラみたいな印象で、キャラのファンが否めないの気持ちよくわかります。

今度、実写銀魂に高杉役で堂本剛が出るんですけど、私はKinKi Kidsのファンなんで、ウィッグが紫すぎること除けばビジュアルかっこよすぎる♥︎このためにあのすね毛も剃ったのね…!つーかなんでウィッグしてるの?髪伸ばしてたじゃん…!なんで伸ばしてたの?エロいから?とかキャーキャー言ってますけど、高杉が本当に好きな人が彼がこの役をすることが許せないのもよくわかります。銀魂では辰馬が好きなんですけど、LDH系が抜擢されたら、その畑を通ってないので私は困惑すると思います。(LDHが悪いとかではなく、通ってない畑がこれか韓流なだけです。)

ベクトルが俳優に向いてるかキャラ地向いてるかの差ですよね。

意見はあって然るべきです。

藤原竜也山田孝之本郷奏多神木隆之介に関しては妖怪七変化次元破りなので考えるのをやめます。

そんなこんなで、限りなくキャラがそこにいるのを感じさせてくれる、原作では語られない行間を演じてくれる、2.5次元舞台は、ストーリーや演技への感動に加えて、キャラに会えた喜びも相まって、通いたくなる〜〜〜。私がクソ地方民じゃなければね。

上記で言ったキャラにベクトルが向いてる人が、俳優にベクトルが向くきっかけになりやすいのもここだと思います。

・2.5次元とかいう括りへのそこはかとない不安

ただ個人的に2.5次元俳優と括られてるとモヤっとします。ジャンルとしてほぼ確立しているけど、2.5次元俳優で括るのすごい恐ろしいことな気がするんですけど…。

役だけど、役より限りなくキャラを演じる舞台中心でしょ…。側から見たら、えっ?役もキャラも一緒じゃね?って話ですけど、ううん違うんだよ…なんていうか…違うんだよ!!!

オリジナルの舞台や、言い方悪いかもしれませんが、オタク向けでない舞台が舞台として必ずしも上のステージであるとは言わないですけどね。好きな俳優さんほど評価の高い演者さんや脚本演出に出ていただきたいとは思います。うーん伝わるかこのニュアンス…!?

テニミュなんてフレッシュさをウリにしてるじゃないですか。だからほんと新人起用は多いし、俳優の登竜門とまで言われてますけど、2.5の登竜門じゃなくて、ゆくゆくは日本のエンターテイメントを担う舞台人・俳優としての登竜門であってほしいんですけど…!こう言っちゃなんですけど、若いキラメキで売ってるところあるので、今後の成長考えるとキラメキだけじゃ務まらないし…

やっぱ業界から見たら邪道なのか…な…?とか不安になります。

城田優加藤和樹斎藤工が破りつつあって、いいぞ…って感じです。SHOCK観に帝劇行ったとき、ドーンとレディ・ベスの看板が階段登ったところにあって、か、かずきさーーーん!ってなりました。

ただ、彼らは2.5が確立してない頃の方々なので、これから2.5でデビューして俳優として活躍する方々の行く末ほんと心配…。全員が全員活躍してくれたら、一番幸せなんですけど、そうもいかない世界なので、俺は2.5だけにプライドかけてるんだ!って言われたら、そっちの方向で支えようとは思うでしょうけども…!

出てる作品で、括ったら2.5次元っていう表現的にはわかりやすいんですけど、可能性を狭めてるように思えちゃうんですよね。クソめんどくせえファンだから。

メディアによって2.5次元舞台が広く知られることは良いことなんだと思いますけど、そうやって2.5次元俳優を紹介しちゃうぞ♥︎みんなが見てるドラマ俳優とは違う畑にいるけど人気なんだぜ☆ってパンピに刷り込まれていくんだと思うとモヤモヤします。ごめんな俺たちがおたくで…って思います。はい自己嫌悪です。

2016年のせいでメディアに懐疑的で申し訳ありません。2016年のせいです。


・それぞれだよね!ファンの姿勢☆

〇〇くん役の時の俳優くんが一番!もよくわかります。それはキャラを最大限に表現してくれたって解釈(キャラベクトル)なんだなと思ってますけど。その俳優のファンが叩く必要はないかな。言い方は気をつけたほうがいいけど。なんで一個の役がよかったからって、俳優の全てを愛さなきゃいけない図式になるんだよって話です。ただ、一生あの役でいてほしい!あの役以外地雷です!とか言いだしたら、まあブーブー言われても文句言えないかな。それこそ可能性狭めてる。でも、なんにせよ叩く行為すると一気にその俳優の評価の妨げになるとは思います。正義感だと思うし、言いたいこといえる環境(SNS)はいいことだと思うけど、誠実なファンでいよーよ!と思います。

とかいって、私もよくキレます。好きな人の謂れのない悪口書かれてると拡散して血祭りにあげたくなります。バーカバーカ!お前が好きなのはお前の理想の彼で、彼のこと理解できるわけないだろ!私もお前もただのファンだろ!お前のことファンって呼びたくないけど!って思いつつも、誇れるファンでいてねって言葉だけが私を引き止めてます。

あとカノバレね。嫌だー!の気持ちわかるーーー!わかるけどもーーーわかるけどもーーー!そんなの関係ないから!俳優としてのアナタが好きだから!これからもついてく!って言えたらいいんですけどモヤモヤしちゃうー!騙してたんだ…とか言う人いるけど、まずなにも断言されてないしアイドルじゃないよ俳優は!とは思うけどモヤモヤしちゃうー!

なぜなら好きだから。彼女がいることが発覚することは若手俳優にとってリスキーな要素の1つですしね。あんなかっこいいんだから彼女いないわけがないって思いつつも、私の心の癒しが…癒しが…生々しく思えちゃった…って感じです。いや、お前俳優のなにを知ってるつもりだったんだよ!演技が好きなんだろ!?関係ねーだろ!って、自分をなぐりながら、あとは日にち薬しかないです。頭のいい彼女との交際を希望します(クズ)。それか魔法の言葉「顔が好き」を連呼します。

・ファンサービスとの葛藤

テニミュに関しては、お手振り・客席降り・ハイタッチ・コール・お見送り・コンサートと、ファンサービスがものすごい。あんなかっこいい人たちが自分の知ってるキャラになって側にきたらそりゃファンになるよって感じ!

俳優にベクトルが向いて来て、テニミュばっか行ってたら他に行った時に、全然こっち来てくれない…みたいな錯覚に陥らないか心配です。もし、陥ってしまったらそれはもう舞台よりもファンサを貰いに来てると自覚しろ己…と戒めてます。ファンイベに行け…と。楽しみ方の1つだとは思うし、それ狙ってる部分も大きいですしね。来てくれたらほんと超嬉しいしね…。

win-winってやつなんですけどね…。くそっ…(?)

こっちは勝手に彼らのことを好きになったファンなんで、彼らのことは完全に理解できませんし、それでいいと思っています。どこまで演技を見てほしいのかも、突き詰めるとファンが知る由もないです。ただ、演技を生業としている以上、演技以外だけを楽しみにする自分に気づいたら私はものすごく凹みます。プライド持って見せてくれるものに感動する人でいたいです。いや感動するか否かはその俳優とカンパニーの技量でしょうけども…。

でもファンサも大好きです。会えるのが楽しみなのもわかります。当たり前に嬉しいよそんなん!喜んでいいよ!!テンションあがるよ!!でも感想がそれだけになるとものすごく自己嫌悪に陥るクソめんどくせえファンなんですよ。

〇〇くん役や2.5次元に括らないで、好きな俳優さんとの1つの出会いとしてカウントすることを心がけたいです。

いやもう好きには色々あるから自由でいいんだけどね!!!

いちいち俳優へのリプで2.5次元からませるネタ送る必要ないじゃん!?とか思って書き出したら話があっちこっち…。その役が最高だったのはわかるけど…こっちがとどまらせるべきでないんだよ…っていう。俳優からそういうネタ降ってきたらノッていいと思うんですけど…ね…。

なにが書きたかったか全然わからない情緒不安定な文章だけど、読む人もいないでしょうから、思考の記録として残しておきます。これが正しい考えでもないです。

ユーリ感想

ユーリ‼︎! on ICEを今更ながら観ました。これ絶対私観ないやつだなって思ってたけど観ました。ユリオのこと途中まで、ユーリオンアイスの略だと思ってましたが観ました。単純にお友達にオススメしていただいたからです。



フィギュアスケートについてはルール全然わかりませんが男子も女子も割と観ます。ルールがわからないせいであのジャンプが…とかコンビネーションが…とか言えないので、ただ単に綺麗だったね、美しいねって感想が持てるので他のスポーツと比べて心が穏やかになる…という印象をフィギュアスケートには持ちつつ見始めました。全部私の主観です。





本編の感想ここからで申し訳ないです。



いきなりグランプリファイナルから始まって超驚きました。普段さえないフィギュアスケーター・勝生勇利と聞いてたんで、順位もさえないかと思ったら、違った〜。もっと下級の主人公がのし上がるかと思ったら、高橋大輔やら羽生結弦レベルにいる人の話でした。

マジか〜〜〜すげー。


ですので、勇利は、グランプリファイナルとその後の全日本選手権(だったかな?)の順位は良くなかったけど、トップクラスのアスリートだったんですね。


だから、ヴィクトルも言ってましたけど、自分に自信がなくても、弱いわけじゃない。トップアスリートだし、年齢も23歳と、それなりなので、練習が嫌とか、これが君の武器だ!みたいな決定的ななにかがあるスポーツ漫画王道の展開じゃなくて、心≒愛が話の中心な気がしました。

(当たり前に練習は積んでること前提で。)



その点、もう1人のユーリのほうが、少年漫画的・スポーツ漫画的ですよね。ヴィクトルという絶対的な目標がいて、同世代に敵がいない状況から、日本に来て刺激を受けて、足りないものを新たなコーチに教わるっていう。構図がわかりやすいです。



それから、勇利がヴィクトルに憧れてることに加えて、解釈厨(愛についてエロスのとき)だったのが、オタクなのですごくシンパシー感じました。わかる〜。しかも色男解釈しといて、女側の表現をするとは…。客(ヴィクトル含め)側を誘う演技をされて、引き込まれないわけがないよな…って思いました。




ヴィクトルについては、も〜〜〜全然掴めませんでした。一回しか観てないからかな…すごく難しい…。


勇利とヴィクトルはお互いにお互いの存在が世界を鮮やかにするんだなってことはわかりました。ヤポンスキーとロシアンなんで異文化交流なのは当たり前なんですが、選手としての心構えもまた異文化交流でしたからね。

そうじゃないと、勇利が変わらないっていうのはわかるんですが、そもそもヴィクトルはコーチに向いてるタイプじゃないと思うんで、それを見越してやってないのが…。師弟(?)ってなるポイントでした。

だからメディアに師弟愛が〜って書いてあると、それはちょっと違う気がするな…ってなります。絆ほど安っぽくもない関係だと思いました。勇利が「繋ぎ止めたい」って言ってたのがすべてです。繋ぎ止めるって、うわ〜脆い…危うい…けど強い…重い…。


愛をテーマにしてあるだけあって、その関係は愛なんだと思いますけど、恋愛でもないように見えました。(私がBL読まないので、そんな考えがないだけだとも思います。)いや、指輪あげてたけど。2人がリンクを離れる時に、その答えは出るんじゃないですかね。リンクにいる間は、ただ漠然と愛。うわ哲学。これ以上考えるのやめます。





他の選手も魅力的というか、みんな応援したくなりました。中四国九州大会の南くんが当たり前にかわいいんですけどね。ええ。キャラ的にはピチットくんが一番好きです。選手的には後述します。前評判で、トニセン出てんぞ!?(ギオルギー:坂本、レオ:井ノ原、グァンホン:長野)って聞いてたんですけど、ビジュアルはトニセンでしたね。あの裸ジャケット時代くらいの。


色んな選手がいて、それぞれに背景があるけど、あんまり焦りとかマイナスなこと思わずにみんなのびのび滑ってるイメージでした。彼らもまたトップレベルアスリートですからね。


若いけど…!


若いけど、部活が舞台の話なんかじゃなく、世界レベルの話なので、性格だけじゃなく、誇りや表現したいものが前面に出ていて、レベルの高い人の話だ…とふいに思い出しました。勇利も当初はガチガチなこともあったけど、割とリンクに立ったらもう大丈夫って感じで、それぞれの矜持が垣間見れて、世界の頂点に立とうとしてる人ばかりなので、生き様がとにかく尊敬でした。



試合見るのめちゃくちゃ楽しかったです。ドキドキしたし。CGで動いたりしたらやだなあって思ってましたが、ちゃんと描いてくださって、見やすく、美しく、眼福です。

忍たま乱太郎という10分アニメに慣れすぎて、長時間アニメ見てると途中疲れるんですけど、試合シーンはほぼ中継(?)なんで、華があって退屈になりませんでした。実況解説のおかげで、なんかこの世界と地続きな気もしてきました。

ショートもフリーも同じ演技を見るというのに、何回でもドキドキしますからね。書き直してるかはちょっとわからないですが。


まあ後はJJですよね。一番イロモノキャラ的なの出てきた〜宮野だ〜と思ったら、実力も十分。どうやってこいつに勝つんだよ。と思っていたら、彼もまた人間でした。


『グランプリファイナルの魔物に取り憑かれた』

って表現されてましたけど、グランプリファイナルの空気がオタベックの滑りをよぎらせたのか、オタベックの滑りがグランプリファイナルという空気を意識させたのかといったら、私は後者が好きです。人間だもの。リッキーも好きでした。リッキーのフリーの演技、上位で心にグッときました。


現実世界のスポーツ中継で、『知られざる苦労があった…!』とか『母への誓いを胸に…!』とかいうコーナーがあるとメディアに誘導されてるみたいでクソ萎えるんですけど、選手の本やら後日新聞インタビューなんかで知ると、おお…ってなる感情に似てます。

美談にしたら点が上がるわけじゃないけど、その経験が演技に繋がるのはよくわかりました。その人しか知り得ないですからね。

話全然違いますけど、ドラフト会議舞台裏がこの世で一番嫌いなテレビ番組です。



全12話観て、ユリオが一番好きな選手です。4話(たぶん)で、ユリオが言ってた「俺がこの容姿でいれる期間は短い。」みたいなセリフが印象に残ってます。同話で勇利が「僕らの競技人生は短い」って話もするんですが、それよりユリオがあの見た目でいれる期間はもっと短い。

自分が一番輝ける時期を15歳にして悟ってるの勿体無いなと思う一方で、あの見た目に演技がついてくることが彼の作品の一次目標なんでしょうね(現時点では先は考えてなさそう)。

グランプリファイナルのフリー圧巻でしたから…勇利滑り終わっちゃったし、どうなるんだろ…とおもったら、続く物語を(©︎幸村精市)彼が力づくで、引き寄せてくれました。


15歳なんで、じいちゃん以外の、ヴィクトル、勇利、ヤコフ、リリア、ゆうちゃんと、誰にしても、なんだか上手になれない印象を持ちましたが、その演技で糸を引っ張ってくれて、改めて力強くなったな…と感じました。オタベックが友達になってくれてよかった。オタベックなんて、自分の演技も、もちろんやりきったと思いますけど、もはやユリオに語りかける演技ですもんね。

勇利に対する南くんや、ヴィクトルに対するクリスとか憧れの連鎖も見てて今までのスポーツの作品にないもの、芸術の部分が大きい競技ならではなのかな〜と思いました。




おもしろかったです。舞台とか表現が好きな人には合うと思います。最初に書きましたが、のし上がる話ではないし、心温まる話ともちょっと違います。美しいものが見たいと思った時にまた観たいと思いました。